「大和」から「春日」へ。万葉まほろば線で巡る、光と影の奈良ひとり旅

近畿

長柄駅から、万葉まほろば線に揺られて

大和神社での参拝を終え、再び長柄(ながら)駅へ。 無人のホームで電車を待つ静かな時間は、一人旅ならではの贅沢なひとときです。

やってきたJR万葉まほろば線に乗り込み、車窓に流れる冬の大和路を眺めながら、終点の奈良駅を目指します。 この「何もしない移動時間」が、次の目的地への期待をゆっくりと高めてくれます。

世界遺産・春日大社へ。神の使いに迎えられて

奈良駅からバスに乗り継ぎ、一気に春日大社へ。一歩足を踏み入れると、そこには街中とは一線を画す厳かな空気が漂っていました。

参道で見つけた、灯籠と鹿の不思議な風景

参道を歩いていると、石灯籠の台座にちょこんと乗った鹿に出会いました。

まさに「神の使い」らしい、静かで気品のある姿に思わず足を止めて見入ってしまいます。

三千の灯籠が織りなす幻想美

春日大社といえば、境内を彩る無数の灯籠。特別参拝で間近に見るその姿は、圧倒的な存在感がありました。

朱色の社殿と整然と並ぶ釣灯籠

鮮やかな朱塗りの社殿に、緑がかった釣灯籠がずらりと並ぶ光景は、どこを切り取っても絵になります。

藤浪之屋で味わう、暗闇と光の没入感

特に感動したのが「藤浪之屋(ふじなみのや)」です。鏡張りの暗い部屋に浮かび上がる万燈籠の光。一瞬で別世界へ迷い込んだような、幻想的な体験でした。

旅の記録。拝受した御朱印

今回の参拝の証として、御朱印をいただきました。

凛とした墨書きに旅の思い出を込めて

1月25日の日付が入った、力強くも美しい筆致。この文字を見るたびに、あの清々しい冬の空気感を思い出すことができそうです。

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