飛騨高山ひとり旅の2日目。いよいよ今回の旅の目的地である、飛騨一之宮・水無神社の**「飛騨生きびな祭」**当日を迎えました。
アニメ『氷菓』最終話の舞台として、多くのファンが憧れるこの祭り。実際に現地を訪れて感じた、厳かな熱気と春の息吹をレポートします。
飛騨高山へのアクセス情報と「臥龍桜」の魅力

お祭りの会場となる水無神社の最寄りは、JR高山本線の**「飛騨一ノ宮駅」**。 注意点として、特急「ひだ」はこの駅には停車しません。高山駅からは普通列車、または路線バスを利用することになります。本数が限られているので、事前に時刻表をチェックしておくのが吉です。

駅のすぐ裏手には、国指定天然記念物の**「臥龍桜」**があります。 この日はまだ「つぼみ」の状態でしたが、その圧倒的な枝ぶりには生命力が溢れていました。満開の時期を想像しながら、静かに桜を眺めるのも、旅の贅沢な時間です。
水無神社で楽しむ「生きびな祭り」の魅力

現地に到着すると、境内ではすでに多くの屋台が準備を始めており、お祭り特有のワクワク感に包まれていました。

行列まではだいぶ時間があるので、参拝して御朱印をいただきました。
屋台は9:00開始だったので、それより前に行くと人も少なく写真が撮りやすかったです。
豪華絢爛な「生きびな行列」

13:00、いよいよメインの行列が開始。 十二単を身にまとった「生きびな様」たちがゆっくりと歩む姿は、息を呑むほどに美しく、まさに平安絵巻から抜け出してきたかのよう。
青空の下、鮮やかな衣装と山々の緑が重なり合う光景は、『氷菓』の奉太郎が眺めていたあの景色そのものでした。



アニメでは川沿いをぐるっと回って神社に帰るルートでしたが、実際は神社から飛騨一ノ宮駅へ直行。
そこで撮影タイムがあります。

クライマックスを飾る「餅まき」

豪華絢爛な行列が終わり、生きびな様たちが拝殿へ入られたあと、もう一つのお楽しみが待っていました。それが境内での餅まきイベントです。
それまでの静かな熱気が一変、櫓から投げられるお餅をみんなで追いかける賑やかな雰囲気に。地元の方々に混じって手を伸ばす時間は、旅人であることも忘れてその土地の文化に溶け込めたような、とても楽しいひとときでした。
「福」を分け合うこの伝統行事に参加して、心もお腹も(?)満たされる、最高の締めくくりとなりました。
なんとかお餅ゲット。

2日目を終えて
「遠まわりする雛」の物語に思いを馳せながら過ごした、特別な1日。 アニメの聖地としてだけでなく、飛騨に春を告げる伝統行事としての力強さに圧倒されました。
明日は旅の最終日。高山の朝市をのぞいてから帰路につく予定です。
来年の「生きびな祭り」に参加する予定の方は、事前に計画を立てて、素晴らしい体験をしてみてはいかがでしょうか?

